どうにもならない日記(17)|ハードモードな週。明治時代への興味。ケアイベント。
2024/05/18(土)
今日はクライアントの経営合宿に参加するため早朝から箱根へ向かう。箱根湯本からバスに揺られて会場となるホテルまで赴く。
合宿では、午後をまるまる使って、クライアントの会社の歴史をさらっていくワークを行った。
人に歴史ありというが、会社にも歴史がある。それは意思を持った選択の結果もあるし、意図せざるものもあるし、後から振り返った意味付けとも言える。歴史とはやはり物語なのだという認識を新たにした一日。
2024/05/19(日)
朝、クライアント合宿のホテルを辞す。箱根湯本駅でお土産を買って、ロマンスカーで帰る。
昨晩、 慣れない環境だったからか寝付きに失敗してしまい、ほとんど眠れず。おかげで眠くて仕方がないのだが、作らなければいけない資料があり、頑張って作る。エライぞ私!
家に帰ると、飼い猫が玄関におしっこをしてしまっており、一時間くらいかけて玄関を掃除する羽目に。玄関を洗剤でゴシゴシとこすり、ホースで水をまいて外に洗い流したりと、思ったより大掃除になってしまう。
疲れてしまい、早々と寝ようと思うが「ダンジョン飯」のアニメの第2クールを見始めてしまう。やっぱり面白い。
2024/05/20(月)
朝から雨の降る月曜日。ユーウツだ。毎週、月曜日は雨と決まっているのだろうか。勘弁してほしい。こんな月曜日からポジティブに仕事に向かえる人は頭がおかしいに決まっている。
朝から資料作りの続き。今日はちょっとメンタルが落ちている。会議で明るい雰囲気に乗れず、ふてくされたり拗ねた気持ちが起こり、自分でどうにもならず苦しい。
夜、また子供がイライラして妻と大喧嘩し、MTG中の認知を取られる。子供も思春期に入り、イライラするのもわかるし、致し方ないし、大変だなあと思うのだが、いかんせん3人しかいない家の中で不機嫌を撒き散らされると困る。
夜、子供が寝てから珈琲館へ行き仕事の続き。
2024/05/21(火)
朝からMTGがつづく。
今日の午後は問い合わせをいただいたセールスMTGだったのだが、面白い会社のお話を聞き大変興味深かった。
私は、会社というものは、所属することで人と関わり、仕事を通して社会に価値を届け、そして自己実現する場所(理想的には)として考えているが、
その会社は、社員とは契約だけの関係であり、成果を上げれば給料がもらえ、成果が下がったり仕事が合わなければ辞める、商品も事業もその都度「儲かりそうなもの」を扱う、ということだった。
それで株価も安定しているらしく、会社経営というよりもまるで金融商品の運用のようだなと思った。もちろん企業株も金融商品ではあるが、その切り口から「会社」という存在を語るのは、善い悪いというよりも、新鮮だった。
夕方にMTGが終わり、集中して資料をつくるため駅前のカフェに出かける。1時間ほど作業して外に出るとゲリラ豪雨でびっくり。
2024/05/22(水)
今日はオフィスに出社。来客が2件あるため。普段はリモート勤務だが、オフィスに出社して作業するのも気分転換になって良い。
しかし、久々にリアルで打ち合わせをすると緊張するくらいリモート慣れしてしまった。
オフライン/オンライン混合で夕方までMTGし、19時頃にオフィスを退社。
今日は外で夕ごはんを食べる必要があり、インド・ネパール料理のお店に行きビリヤニを食べたら量が多かったので持ち帰りにしてもらう。
最近、なぜか、昭和・大正の前にあった明治という時代の手応えをつかみたくなっている。
「夏目漱石と正岡子規の往復書簡集」を買って読み、そうだそうだと思い出し、「坊っちゃんとその時代」をkindleで買って読む。
原作者の関川夏央先生には、早稲田大学時代に教えていただきお世話になった御縁。
2024/05/23(木)
今日は正真正銘に(?)大変な一日だった!
というのは、朝の9時から18時半までMTGが次から次へと連続し、時間のすきまがなく、トイレに行く暇もなかった(何度か漏れそうになってしまった)。
ときどき「なんでこんなことになってしまったのか・・・」と頭を抱えるようなカレンダーが爆誕してしまう。無能の証左だ。
19時からゲンロンのイベント「近内悠太×桂大介(+家入一真+東浩紀) ケアの訂正可能性、そして誤配と贈与──『利他・ケア・傷の倫理学』刊行記念」を、会社の同僚と配信で見る。
「利他・ケア・傷の倫理学」が面白いという話は聞いていたが、イベントもめちゃくちゃ面白かった。・・・が、いつまで経っても終りが見えず(笑)、23時半まで見たところで脱落。
自分の仕事につながるヒントが見えてきた。本を読もう。
2024/05/24(金)
今日は朝からメンタル不調気味。そういう時だからか、悪いことが次々と起こる。
会議で自分の至らなさを実感して、月曜に続いてまた「ふてくされ」モードになってしまったり、妻と子どもがまた勉強するしないで信じられない大ゲンカを繰り広げたり、偏頭痛が起こったり。
一つ一つは大したことではないが、立て続けに起きると疲弊する。ただ、そんなときでも感情を抑え、怒りを爆発させずに振る舞えたのはとてもエラかったと思う。
今週は土日にも仕事があったことがあり、久々にハードモードだった気がする。