どうにもならない日記(72)|ZINEフェス・応援上映・男性性への問い

2025/06/07(土)

朝6時に起床。今日から土日と妻が一人で旅行に出かけるため、子どもの朝ご飯を用意するので早く起きる。

子どもに朝ご飯を食べさせてから家で作業。Netflixで「機動戦士ガンダム」の第一話を43歳にして初めて見る。

午前中、古くなったPCを売りに出かけるが、ステッカーが貼ってあるので買い取れないと言われる。帰ってきてステッカーを剥がす作業に着手。うまく剥がすことができた。

子どもに昼ご飯を食べさせ、留守番を頼んで外出。浅草で開催している「ZINE フェス東京」へ。文学フリマに比べてこじんまりとしていて、本だけではなくアート作品や雑貨も売っていたりとまた違った趣があり、なかなかいい。写真集など買いまた散財。

浅草の梅むらに寄って豆かんを食べ、バスに乗って帰る。

夕飯を作ったが、子どもが配膳している最中に転んでおかずを床にぶちまけてしまい、床に教科書やプリントが雑然と置いてあることについて言及したところ、大ゲンカになる。

今週は土日でまとまった仕事をしなければいけないが、致命的にやる気が起きない。

2025/06/08(日)

朝8時に起床。子どもに朝ご飯を作り二度寝。

10時に外出。バイクの定期点検にバイクショップに出かける。バイクを預け、カフェで仕事。お昼に子どもと赤羽駅で待ち合わせてお昼。パスタを食べる。

そのあとまた別れてコワーキングスペースで3時間ほど仕事。

夕方、バイクを受け取り走って帰宅。2009年製の中古のバイクだが特に大きな不具合なし。よかった。ようやく道路を走る恐怖心が少しずつ落ち着き、走りを練習する楽しさがある。

帰宅して昨日シールを必死で剥がした中古のPCを売りに出かける。三度目の正直でようやく値がついて販売することができた。

2025/06/09(月)

朝7時半に起床。午前中に外で打ち合わせあるため8時に出発。カフェで作業後、10時から12時まで。土日に資料を作っておいてよかった。

打ち合わせ終了後、オフィスで打ち合わせ。その後すぐ帰宅し16時から19時まで打ち合わせ。さらにその後、資料作成や連絡に追われる(量が多かったわけではなく夕方以降は脳みそが使い物にならないため)。

今日は月曜特有の憂うつさがありつつ、いつもよりマシだった気がする。しかしnoteを書きたかったが精神的な余力が残っていなかった。

暑くて寝られず。

2025/06/10(火)

朝8時近くに起床。急いで支度をして8時半から仕事スタート。9時から打ち合わせ。

今日は1日雨。普段は食べないがお腹が空いたのでコンビニでおにぎり買って食べる。今日は打ち合わせが少ない日だったがあまり集中できず。生産性が低い。

夕方、気分転換で夕食を作る。鶏肉の煮物、キャベツのスープ。夕食後、作業のため外出。赤羽のコワーキングスペースへドロップイン。ミスタードーナツを買って帰る。

TBSラジオの番組「アフター6ジャンクション2」のやなせたかし特集を聴き涙する。連続テレビ小説「あんぱん」は見ていないのだが。

セルフコンセプトという言葉を知る。

2025/06/11(水)

朝7時半に起床。コーヒーを入れて8時半から仕事開始。今日も雨。今日はちょっと気分が沈みがち。

9時から10時まで打ち合わせ。10時から12時まで作業。12時から13時まで打ち合わせ。13時から15時まで作業。ミーティングの合間の2時間ずつの余白に作業を詰め込んでいたが、予定していた量の1/3も終わらず。

15時から17時まで打ち合わせ。またちょっとミーティング中に体のこわばりとプチ乖離(自分が自分でなくなるような状態)があり、頭がぎゅっと掴まれたようになる。

自分のトラウマに由来する、人には理解されない類のつらさ。自分は社会不適合者なのだと思う。悲しい気持ち。

夕方から「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」の応援上映に会社のメンバーとバルト9へ。はじめての応援上映。ライブのようにペンライトと応援が飛び交う空間。新鮮でとても楽しかった。

映画のおかげか心がまたナイーブになっていたせいか、帰宅してまた悲しい気持ちが蘇ってくる。

2025/06/12(木)

朝7時に起床。今日は子供の体調が悪く学校休ませる。

コンビニにコーヒーを買いに行き、8時から仕事スタート。

今日は9時から打ち合わせが間断なくある日。19時まで打ち合わせが続く。メールもなかなか返せず本も読めず、いったい俺は何が楽しくて生きているのだろうと煩悶する。もう43歳でこの体たらくは困ったものだと思う。

23時に仕事終わらず発狂しそうになり気分転換で散歩に行く。頭がしびれて動かない。

2025/06/13(金)

朝7時に起床。コンビニにコーヒーを買いに行き、8時から仕事開始。いろいろと返せていないメール対応や今日の打ち合わせ準備。

9時から打ち合わせ。13時まで4本。

打ち合わせ終わり外出し、うどんを食べてからオフィスへ。今日の夜にワークショップがあるため備品を取りに行く。

六本木へ移動。予約していたビジネスボックスで16時半からリモート会議で打ち合わせ1本。

その後、18時半から21時までクライアントオフィスでワークショップ。思い描いていた手応えまで到達せず凹む。

今日は打ち合わせが何から何までうまくいかず(手応えがなく)、すごく情けなく、責められても仕方がないような1日だった。何のために生きているのかわからなくなる。

今週読んでいる本

俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。

「アドレセンス」を見てから、世の中の加害的男性性に敏感になりつつある。

自分は確実に社会のマジョリティであり、差別される側ではない。その恩恵にフリーライドしている。同時に、男性社会にうんざりしているし、傷ついている。

そういう難しい状況において言葉を発することは想像以上に難しいと思う。

このエッセイはそういう難しいことに挑んでいる。男性はどう生きていくべきなのか。「考えてみたい」「問うてみたい」「揺さぶられてみたい」と思える問いがいくつも見つかる。本当にすごい。

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