思考のガジェット論
私は「思考法」が大好き
私は、けっこう「思考法」とかを知るのが好きだ。
「○○術」とか「○○法」とか、新しいものがあると
すぐに飛びついてしまう。
私は、そういう「思考法のトレンド」に弱い。
すぐに知りたくなってしまい、
関連書籍を買い、自分でも試したくなる。
歴代の思考法遍歴
社会人になってまずはまったのが「GTD」だ。
二見書房
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これは「100式」の田口さんが日本に紹介したと思う。
「頭の中にタスクを残さない」処理法として、
実に鮮やかな方法を見せてくれた。
また、「ザ・ゴール」を読んで「制約理論」を知る。
これも読んで興奮した。
制約理論にもとづいた
「クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント」
という方法を知った。
ダイヤモンド社
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さらに岡田斗司夫さんの「スマートノート」。
「レコーディングダイエット」と原理を同じくする
思考法で、今でも楽しく続けている。
そして最近はまっているのが、「最強の集中術」という本で
紹介されていた「アドレナリンスコア集中術」である。
この内容については、場所を変えて書きたい。
今でも使っているものもあれば、
使うのをあきらめてしまったものもあるし、
私には使いこなせなかったものもある。
ところで、私はこれらの思考法たちを「思考のガジェット」と呼びたいのである。
「思考のガジェット」とはなにか
ガジェットとは、「目新しい道具」や「面白い小物」
といった意味である。
iPhoneやデジカメなどのデジタル機器や
オフィスで使えるUSB扇風機から、スマートフォン上で使う
アプリケーションに至るまで、
今や「ガジェット」は一大市場を形成している。
ガジェットがなぜ人気なのかというと、
○使うことで、人とちょっと差別化できる感じ
○生活がちょっと楽しくなる感じ
○カスタマイズして自分仕様にする楽しみ
などが挙げられるだろう。
思考法も、ガジェットと同じ
私がハマってきた思考法たちもまた、ガジェットと同じだ。
次々と紹介され、仕事や生活上の悩みを解決し、
仕事や生活を豊かにしてくれそうな思考法たちは、
まさしく「ガジェット」と呼ぶにふさわしい。
私たちは「思考のガジェット」を使いこなせない
しかし興味深いことに、
私たちの多くは、デジタル機器のガジェットと同じようには
「思考のガジェット」を使いこなすことができない。
なぜかというと、頭の中は、iPhoneやiPadのように
簡単にアプリをダウンロードして、はいどうぞ、
という作りになっていないからである。
私たちの頭の中は、
「わかっちゃいるがやめられない」という
自意識と無意識がチョーリョーバッコする
複雑怪奇なカオスの世界なのである。
ガジェットにつきものの「紹介記事」
ところで、ガジェットといえば、欠かせないのが
「ガジェット紹介記事」である。
「○○使ってみました」
「○○をカスタマイズしちゃいました」
「○○を使いこなす最強術」
「○○を買ったらまずしたいこと」
などなど、これらのタイトルを
インターネットで見かけない日はない。
ガジェット紹介記事は読んでいるだけでワクワクしてくる。
自分が紹介されているガジェットを使っている、
もしくは買おうと思っている場合はなおさらである。
「思考のガジェット」にも「紹介記事」を
多くの人は「思考のガジェット」を
使いこなすことができないままに終わる。
しかし、誰かが自分と同じ「思考のガジェット」を
使いこなそうとして頑張る姿、
また、うまく使いこなして生活を豊かにしている姿を
見れば、モチベーションが湧いてくるはずだ。
また、通常のガジェット記事と同じく
読んでいても面白いのではないだろうか。
思考法を使いこなせない人が多いのならば、
読んでくれる人の数も多くなるはずである。
僕はそういう読みに基づいて、
「思考のガジェット」ガンバッテマス系の記事を
書いてみようと思う。
狙うは最近読んで、身につけたいと思っている
「アドレナリンスコア集中術」である。
さて、しかし私の怠惰な頭がどこまでこの計画を
遂行してくれるのか・・・。