セカンドシーズン第8回:2010/01/18
基
本的にお金は消費されるものだ。
なのに、消費ということを抜きにして、
「何のためにお金を貯めるのか?」
という根本をすっ飛ばして
「お金を貯めるにはあーするこーする」
というハウツーだけを、
僕らはむさぼり食ってはいないか?
いや、そんなことは誰もが言っている。
誰もが問題提起し、誰もが疑問を抱く。
「何のためにお金を貯めるのか?」と。
僕は何のためにお金を貯めるだろう。
例えばここに百万円があったなら、
僕は何をしたいか?
と考えてみてもいい。
その答えは 【本当には百万円がなくても】
僕のやりたいことにつながってくるだろう。
ややこしいけれど、同時にこうも言う。
やりたいことをやるためには、
【お金と深く付き合わなければ】ダメだ。
貧乏は貧乏なりに、金持ちは金持ちなりに。
お金は、その付き合い方を迫ってくる。
千円を自由に使おう、と決心したとき
(セカンドシーズン第2回参照)
僕は千円という金額を甘く見ていた。
千円だって、一万円だって
同じお金には変わりがない。
千円なら「ドブに捨てていい」と考える人は
一万円以上だってドブに捨てるだろう。
一万円以上を使うのを怖がる人は
結局、怖がって何も考えないまま、
後悔のある買い物ばかりをするだろう。
お金を怖がらないこと。
そのために、どんな考え方をすればいいだろう。
(つづく)