「ストレングス・ファインダー」に関する記事まとめ(1)
こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。
ヤトミックカフェには「強みを作る」という記事カテゴリ一があります。このカテゴリの記事では主に、自分の「資質」や「強み」を活かすにはどうすればいいか?について書いています。
そのテーマを得るきっかけになったのが「ストレングス・ファインダー」という自分の強みを知るテストでした。
34に分けられた人の強みパターンのうち、自分が積極的に使っている上位5つを判定してくれるものです。
しかしながら、記事を系統立てて書いているわけではなく、どうも自分の問題意識が伝わりづらいなあ、と思い、今回は、昨年(2013年)に書いた「ストレングス・ファインダー」についての記事をまとめてみました。
strengths / epredator
ストレングス・ファインダーとの出会い
私がストレングス・ファインダーに出会ったのは、友人がFacebookに上げていた投稿がきっかけです。興味を持って調べてみると「自分の弱点さえ強みにする」という考え方に惹かれました。
そのとき私は、自分の弱点にばかり目が行き、仕事も生活も人並みにできない自分に苛立っていたのです。
「こんなダメな人間だからこそ、生きる道があるのではないか?」
という強烈な問題意識がありました。そのころに、ストレングス・ファインダーを受け、書いた記事がこちらです。
自分の資質を活かすには、人格と欲求を大事にする。|「さあ、才能に目覚めよう」を読んで
今読むと、内容が盛りだくさんのカロリー過多な記事ですが、岡田斗司夫さんの
「スキルは、それを支える「人格」との調和というか組み合わせ次第でその人を成功させもするし、逆に面倒に巻き込んだりもするんじゃないかな?」
という問いかけに触発されています。
「人格」というその人固有のものが、生きていく上での武器になるのではないか?という問題意識が新たに生まれて、ストレングス・ファインダーと合わせてスパークしました。
ストレングス・ファインダーによって得られた結果をどう使うのか?
ストレングス・ファインダーによって得られた「強み」をどう活かせばいいか?というテーマが、続いての問題意識として上がってきました。
「あーわかる」「当たってる」
そんなふうに片付けるためにストレングス・ファインダーを受けるわけではないからです。
「さあ、才能に目覚めよう」では、気づいた資質をどんどん活かして才能にしよう、と謳っていますが、現実問題としてなかなかうまくいきません。
この記事は、その問題意識をテーマにして書いたものです。
この記事では「強み」を活かすには、判明した強みを
- 意識的に使う
- 人の役に立てる
ことで活かしてはどうかと書きました。
これはいい線いってると思っています。特に、「人の役に立てる」というところは、それこそが強みの本懐だと思っています。
また「魔法」をメタファーにして、「見つけて、育てる」というのが強みの活かし方としてピッタリくると思って書いたのがこちらです。
2014年公開の映画「魔女の宅急便」の公式サイトに寄せられた、原作者の角野栄子さんの言葉
「魔法はだれでも、一つは持っているものではないでしょうか。それを見つけ、育てることが、魔法だという思いを込めて、私はこの物語を書きました。」
に感銘を受けて書きました。
誰でも何か「魔法」を持っていると思うと素敵だなあと思います。
内向・外向型 × ストレングス・ファインダー
ストレングス・ファインダーと平行して興味をもったのが、「内向型・外向型」という特性です。
「内向型」とは、「静かで落ち着いた環境を好み」、「人との関わりによってよりも、自分の内的活動からエネルギーを得る」人の特性のことです。
この定義が新鮮で、目からウロコだったのですが、今度は「内向型」である自分をどう活かすか、「内向型」ということで苦しんでいる人がいるとすると、その人をどう活かすか?、という問題意識がムクムクと沸き起こってきました。
しかし「内向型/外向型」という特性と、ストレングス・ファインダーで得られる資質には大いに関係がありそうですが、実は僕もまだよくわかっていません。今後のテーマです。
下の記事は、まだそこまで踏み込めておらず、どちらかというと、ストレングス・ファインダーの「弱点を戦略的に強みに変換する」という点を強調しています。
「内向型」を自認する人こそ、ストレングスファインダーを受けるべき3つの理由
今後の「強みを活かす」研究の展望
ヤトミックカフェでは、「ストレングス・ファインダー」について、もう少し研究して書いていきたいと思っています。
日本では、ストレングス・ファインダーについて知ろうと思うと、あまり情報がありません。特に「テストによって資質はわかったけど、得られた結果を活かすにはどうすればいいか??」という点については、まだまだ考察が不十分ではないでしょうか。
まずは自分を実験台にして、少しでもその論考の一端を担えれば、という淡い想いを抱いています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
ストレングスファインダーを受けるには、アクセスコードが記載された書籍(「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
」)を購入するか、ギャラップ社でアクセスコードのみを購入することもできます。アクセスコードのみの購入に関しては、詳しくはこちらのブログをご覧ください。