私の社内セミナー実施の提案は、なぜ失敗してしまったのか?
こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。
先日このブログで「ストレングスファインダーの社内セミナーを提案しまーす!」と調子こいて書いたのですが、自分としては勇気を出して、勢い込んで提案したところ「実施するに値せず」という評価をいただいてしまいました・・・。
つまり、提案失敗!見事撃沈!だったのでした。
今回は、この経験をムダにしないため、私の恥をさらけだして「社内提案がなぜ失敗してしまったのか?」を考察してみようと思います。
失敗の要因は自分のメディア力不足?
提案失敗に凹んでいたところ、ライフハッカーでこんな記事を読みました。
この記事の中でグッと来たのは、以下の部分です。
1.提案する立場に自分がいるかを確認する
チームにより良い方法を提案する前に、ちょっと立ち止まって自分自身を見つめましょう。あなたの仕事ぶりはちゃんとしていますか? そうでなければ、上司はあなたの話を聞こうとはしないかもしれません。まずはあなたがこなすべき仕事に集中してもらいたいと思うでしょうから。
お前はもっと他にやるべきことがあるのではないのか?ってことですね。
ああ!覚えがあります!「お前が言うな」感!感じます!ビンビン感じました!
何だかんだ言って、メディア力だと思うのです。つまり、発言に説得力をもたせられるかどうか。メディア力がある、ないには、いろんな要因があります。「やるべき仕事をしているかどうか」「仕事ができるかどうか」というほか、「キャラクター」「存在感」「人間性」など、自分では制御できない要因もあります。
以前、「自分の「キャラ戦略」考えていますか?」というエントリーで書いたように、キャラは他人が決めるもので、自分ではなかなか制御できません。なので、自分にできることといえば、真面目にやるべきことをやるしかない、と思うのです。
しかし、今回は自分のメディア力不足が露呈してしまいました。
仕事は真面目にやっていると思ったのですが、今回の提案を通すには、「説得力」が足りませんでした。強い押し出し力とか、そういうところが足りなかったのでしょう。自分の手持ち以上のお金は使えません。
ストレングスファインダーの社内知名度も低かった
加えて失敗だったのが、ストレングスファインダーが、社内で、とりわけ上司の頭のなかで「なにそれ?」という存在だったことです。メディア力が低い(説得力のない)人が、そもそも知名度の低いものを紹介しようとするとどうなるでしょう?を図示しました。
私の場合は左下のケースに該当します。
「なんか怪しい宗教か何かを布教していると思われて、早く話を打ち切って欲しい感」をビンビンに感じましたね。なにせ、ストレングスファインダーでは「共感性」が第4位ですから。わかるんですよ!!作り笑いが!!!
ああいう空気はほんとに凹みますね。
メディア力をどう上げるのか?は今後の検討課題ですね。難しいのです。「空気を読む」ともまた違います。空気を読まないことで説得力をもたせている人もいます。しいて言えば「カリスマ性」と似ているかもしれません。いずれにせよ、一朝一夕には身につかないものです。
今後どのように再提案をするか?
メディア力がガーンと上がらない以上、考えられるのは、紹介する対象の知名度を上げることです。上の図でいうと、上司のマインドの中で、ストレングスファインダーの存在を、左下から、右下に移すのを頑張るのです。
そのために考えられる対策として、
- ストレングスファインダーを導入したことでうまくいった事例を探す(有名企業の実施)
- 数字的なメリットを提示する(何しろとても安くテストを受けられるし)
- 受けたい人がこれだけいるよ!というアンケートの実施
など、客観的なデータ、かつ、相手の立場に立ったメリットを提示するべきだと思います。(むしろなぜ最初にそれをしなかったのか!??)もしこのエントリーを読んでいる方で、良いデータがあれば、紹介していただきたいところです。
いちどは潰されてしまった提案ですが、何事も失敗はつきもの。トライアンドエラーは大事です。ストレングスファインダーはやはりチームビルディングに最適なツールだと思っているので、もう一度提案トライしてみます!
今回は私のメディア力のなさなど、ずいぶんと恥を露呈しましたが、得るところがあれば幸いです。