やっぱりラジオはお喋りがいいね!|ほぼ日「気まぐれラジお」を聴いて
こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。
ほぼ日の新しいコンテンツ「気まぐれラジお」聴きましたか?Ustreamを使った音声配信でしたが、すごく楽しい放送でした。
放送を聴いて、思ったことが2つあります。
1つは、ラジオのプラットフォームがインターネットに移っていく、という予想はあながち外れていないかも、ということ。
もう1つは、「人のおしゃべりをラジオで聴くのはやっぱり楽しい」という再発見です。
「気まぐれラジお」は、いい意味で、ラジオの「ごっこ遊び」の楽しさにあふれていました。
始まった当初はジングルもなく(途中、リスナーからメールで送られてきた!)、コーナーもなく、時おりメールを読みながらのお喋りだけ。
出演は、乗組員の永田さんと山下さんと、計画的に"乱入"した糸井重里さん。喋りのプロではない3人ですが、話が面白く、雰囲気も良くて、楽しく聴けて、気がつけば、約2時間半!
プラットフォームがインターネットになったら、やっぱり音楽中心の番組が増えるんだろうか、と考えていたのですが、なーんだ。媒体が変わっても、ラジオからはやっぱり人のお喋りが流れてきてほしいし、人のお喋りを聴きたい。多くの人がそう思ってるんじゃないかな!?と思いました。
ラジオの未来についてあれこれと言われていますが、プラットフォームなどが変わっても、ラジオの魅力の本質は、ひとまず変わらないのかもしれません。
いつか雑誌「BRUTUS」でラジオ特集が組まれたとき、糸井さんは
「ラジオを、ついさっき生まれたばかりのメディアとして考えてみる。そこから新しい可能性が見つかるかもしれない」
という主旨のことを書かれていました。もしかすると、今まさにそのような状況になりつつあるのではないかと、興奮しながら思ったのでした。
「気まぐれラジお」は、不定期ですが、今後も続けていくそうです。楽しみですね。