その失敗、過去でもやらかしてませんか?「失敗の相似形」を考えるのココロだ!
こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。
先日より続けている「ストレングス・ファインダーと4タイプ」のシリーズはちょっと一休みしまして、道草をはみます。
今回は人生における失敗について考えたエントリーです。
人生において、私たちは様々な「失敗」と出会います。実はその中には、何度も出会う、あるパターンを繰り返す、いわば「失敗の相似形」と呼ぶべきものがあるのではないでしょうか。
failure / tinou bao
「失敗の相似形」に気付いたきっかけ
「失敗の相似形」という考えに気がついたきっかけは、ここ1週間ばかりブログの更新を止めてしまったことでした。
いちどブログの更新が止まると、再開するのが面倒くさくなります。そしてますます書くことから遠ざかり、罪悪感もたまるし、ますますやる気がなくなり・・・
ということを繰り返しているうち、気がついたのです。
「この感覚・・・知ってる!」
ちょっと考えて思い出したのが、高校時代の記憶でした。当時、私は通信教育「Z会」を受講していたのですが、毎月の答案(解いて郵送すると添削されて返ってくる)を、半年間ものあいだ、溜めに溜めてしまっていたのです。
私は特に数学が苦手だったので、手を付けるのが面倒くさくて、ほぼ半年分の白紙の答案がたまり、いったい何通溜まったのかもわからない状態になっていたのです。
最終的に私はZ会を退会してしまいました。お金も無駄になったし、罪悪感もMAXで、嫌な気持ちだけが残りました。(当たり前ですがZ会が悪いわけではなく、怠惰な私が悪いのです!)
ブログの更新を止めてしまっていた私に、「この時と同じだ・・・また同じ失敗を繰り返している」という想いが去来いたしました。
私の「失敗の相似形」
私の「失敗の相似形」はこうです。
- 面倒なことを先送りしてしまう
- 先送りしたことに着手するのが面倒くさいなあと思い始め
- スキップ・スキップを繰り返した結果
- やらなければいけないこと・締め切りを過ぎたことなどの「負債」がたまり
- ますますやる気が無くなり、焦燥感だけはつのり、イライラし
- 結局そこから逃げ出すか、取り戻せない時間やお金が膨大に無駄になる
というものです。ああ、嫌だ。
「失敗の相似形」を避けるには?
「失敗の相似形」を避けることはできないのでしょうか。いや、できなくはない!自分がやりがちな失敗のパターンが相似形であるとわかれば、対処できると考えます。
パターンを知る
私の失敗パターンは先に挙げたとおりですが、あなたも過去にしてしまった失敗を思い返してみませんか。ポイントは、「嫌な思いをしたこと」、「自己嫌悪に陥ったこと」を思い返すことです。思い返すのも嫌ですが・・・。
過去の自分にアドバイスをする
失敗を思い出したら、その時の自分に対してアドバイスをしてみましょう。どうすればよかったのか。どうすれば避けられたのか。いわば、今の自分と過去の自分の共同作業です。
Z会の答案を溜めてしまった私に送るアドバイスは、
「現実を直視せよ」「現状を把握せよ」「数学の答案は諦めろ」(やらないことを決めよう)です。
あなたは過去の自分に対して、どのようにアドバイスをしますか?
「失敗の相似形」を知るメリット
未知のものに挑むときには失敗はつきものですし、そのときの失敗は歓迎すべきものでもあります。
しかし、自己嫌悪に陥ってしまうような種類の「失敗」はなるべく避けたいものです。が、そんな失敗に限って、「失敗の相似形」として自分の人生に何度も現れるのです。
もしかするとそれは、失敗の原因が、自分の性格や、思考・行動パターンにあるからかもしれません。
ですから、その原因自体を直すことは難しいかもしれませんが、「失敗の気配に気づく」ということはできそうです。失敗の気配に気がつくということは、避けるチャンスも生まれるということ。
・・・とライフハック記事みたいな結論になりましたが、クソみたいな人生でも、少しずつ良くできたら儲けものですからね。