内向型には「1人の時間」が必要だ!|内向型人間の生き方を考える(1)

こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。

内向型の、内向型による、内向型のための、内向型人間の生き方を考えるシリーズ。始まりました。なぜ始めるのか?それは私が自他ともに認める内向型人間だからです!内向型への理解を深める、そのために人生を捧げる覚悟です。

今回は「内向型人間にとって、いかに1人の時間が必要か」というエントリーです。

あなたは、ふだん生活の中で、切実に「1人になりたい」という欲求を持つことがありますか?
どんなに楽しい飲み会でも、終わった後に1人になって、心から一息ついた経験がありますか?もしあるならば、内向型の傾向があるといっていいでしょう。

loneliness
loneliness / NoirKitsuné

内向型の(内向型寄りの)人々にとって「静かな1人の時間」を確保することは至上命題です。なぜなら、それが、内向型人間のエネルギーの源泉だからです。

内向型が1人になりたい理由

内向型は刺激に敏感で、普通に日常生活を送るだけでもとても疲れやすい、そんな脳の構造をしています。その疲れを癒せるのは「静かな1人の時間」だけです。

内向型人間は「静かな1人の時間」からエネルギーを充電します。私も、適切に1人の時間を過ごすと、むくむくと良い考えが浮かんだり、疲れていた神経が休まったり、心からリラックスできます。

内向型にとってどのくらい1人の時間が切実か?

外向型の人にとって、内向型の人がどのくらい1人の時間を必要としているか、イメージできないかもしれません。

内向型人間にとって、1人の時間を確保することは健康のために必要です!その時間が取れない状況が続けば、最悪、内向型人間はストレスから病気になってしまうでしょう。これは比喩でもなんでもありません。ただの厳然たる身体的事実です。

反対に、外向型の人は、人と関わることでエネルギーを充電するため、「一人になりたい」という欲求を持つことはあっても、あくまで一時的で、切実さはあまりありません。その代わり、人としゃべることができない環境に置かれると病気になってしまうでしょう。

1人になりたいからといって、人間嫌いなわけではない

内向型が1人の時間を必要とすることと、「内気」とか「人間嫌い」というのは全然違うことです!1人の時間を、日常生活の中で適切に確保すればよいのであって、始終引きこもっていたいわけではありません。

必要な「1人の静かな時間」は、その人の性格や、疲労度によって違います。昼休みのほんの束の間、時間が取れれば大丈夫、という人もいます。あるいは、もっと長く、何時間か、あるいは週に一日は一人でゆっくりしていたい・・・という人もいるでしょう。

ただ、今の社会は「1人になりたい」という欲求を表明すると、ちょっと「え?あれ?」という空気になってしまうのも事実。その意味では、内向型は少し生きにくいかもしれません。

しかし、1人の時間を欲していることに罪悪感を抱いていては、内向型の人は生きにくいでしょう。まるで、息を吸うたびに「申し訳ないなあ・・・」と思うようなもの。

大事なことは、自分の体からの切実な欲求を無視しないことと、「1人になりたい」からといって、罪悪感を持たないようにすること、さらに、適切な「静かな1人の時間」の量を知ることだと思います。

内向型の皆様、日常生活の中で、適切に休憩時間を取っていきましょう。

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