「おちあいFM」に出演した話
ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。
私はラジオが好きなのですが、最近では、ラジオについて、もっと深く知りたいなーと思い始めております。
そんな折、「ラジオについて話を聴きたい」と人に話していたところ、ひょんなことから、「おちあいFM」というミニFMで番組をお持ちの朝倉さんをご紹介いただきました。
当初はお話を聞かせていただくだけのつもりだったのですが、朝倉さんの担当番組「落合ブルチン」にゲストで出演しませんか？とのお申し出をいただいてしまいました！
シロートにはもったいないお話でしたが、せっかくなので、人生初のラジオ出演させていただきました。去る2012年9月29日のことです。
Ustreamから、番組の様子をご覧いただけます。
番組の前半では
番組の前半では、主にラジオ一般についてお話させていただきました。
ラジオをどうやって聴いていた？朝倉さんがラジカセをどのように親に買ってもらったか？BCLの話、地方のラジオ事情など。お話を伺っていて僕も短波ラジオが欲しくなりました。
朝倉さん
私はさいきん、「せまい地域に限定して、本当に必要な情報を提供できるという点で、ラジオの右に出るものはいない」というメディアとしてのラジオ可能性を考えており、そんな話を口角泡を飛ばしながら話しました。
番組の後半では
番組の後半は「おちあいFM」のボス、桜井さんに、おちあいFMの成り立ちについてお話いただきました。
「おちあいFM」はミニFMです。法律上、厳密には放送局ではありません。数百メートルの範囲にわたって聴くことができる、まさに地域密着型のラジオです。
ミニFM（ミニFM放送局）とは、電波法に規定する微弱電波でFM放送の周波数帯を用いる微弱無線局である。免許を要しない無線局であるため無線局免許状や無線従事者は必要なく、放送法上の放送局でもない。（Wikipediaより）
おちあいFMは、「三世代交流サロン」という施設にあります。もともとこの建物は「ことぶき館」という高齢者福祉施設だったのですが、建物老朽化のため建てなおすことになった際、今後どのような施設を建てるべきかについて、数年に渡る話し合いが行われたそうです。
その結果として、子育てを支援する役割を組み込んで、保育園や児童館が入った、子供からお年寄りまで、地域の方が集まるための施設となりました。
「おちあいFM」は4階建ての建物の2階にあります。保育園と児童館が入っています。
放送スタジオも「世代交流」という目的のもとに、住民の中でラジオの仕事をしていた方が提案されて作られたとのこと。
当初は近くの目白大学の放送研究会が主体となって放送を行なっていたようですが、さいきんでは徐々に、住民の方が番組を持ち始めているとのこと。クリスマスには施設で行われるイベントを生中継したりと、地域交流の中心となりつつあるそうです。
放送は、主に、火曜・土曜の12:00?15:00ごろ。ミニFMという性格上、かなり限定された地域での聴取となりますが、番組によってはUstream放送も行なっているようです。
朝倉さん（左）と桜井さん（右）真ん中は私
おちあいFMの周波数は86.9MHzです。東京都新宿区落合付近にお越しの際はぜひ、ラジオのチャンネルを合わせてみてください。