第５回 価値を確かめる手段
矢透 この前、コペルニクス的な発見をしたんだよね。
スズキ なに？
矢透 商売っていうのは、製品を売ることで成り立ってるんだよ。
「これが商品だ！」
って言って、それを買う人がいれば成り立ってしまうんだよ。
口で言うと単純だからわかってもらえないかも知れないけど
でもとにかく
これからは『製品』を作っていくぞ！
と思ったんだよ。
スズキ そのさきがけが、Ｔシャツ？
矢透 そうなのかな。
人がお金を出してでも買うような価値のあるものを
自分が作ることができる、っていうのは、
きっと楽しいだろうな、と気づいたんだよ。
スズキ ショーバイだね・・・
矢透 正確な意味での「商売｣かどうかはわからないけどね。
ただ自分の価値を確かめたいだけなのかも。
寂しい女子高生みたいな・・。
スズキ （笑い）
確かめる手段としての商売？
矢透 そうかなー
スズキ それだったら、俺はサイトの運営がすでに
自分を確かめる手段だね。
自分の価値がアクセス数に左右される感じ。
リピーターが２００人くらい欲しいね。
矢透 夢は大きく・・・
でもお金のあるなしではなくて、自分の作った
ものを買って欲しい、喜んで欲しいという
欲望はでかいね。それができれば満足。
・・・どこまでいっても寂しい女子高生だな。
スズキ （笑い）
矢透 やっぱりエンターテインメントっていうことなのかな。
（終わりです）