−第12回 放任主義という勘違い−
先日道路をバイクで走っていたところ、
犬に首輪をしないで散歩をさせている
おばさんがいました。
犬が車道を渡ろうとしたのと同時に、
車が右折をしようとしていて思わず、
「危ない!」
と叫んでしまいました。
車はかなりスピードを減速し、
また犬も危なさを感じ取ったのか
直前で止まりましたので
大事には至らなかったのが幸いです。
さて、このような風景を見て、
僕はこんな馬鹿な散歩の仕方をしているおばさんに
怒りを覚えます。
自分の犬の命が大事ではないのでしょうか?
公園でもなんでもない普通の歩道を、
首輪もつけずに散歩して、
もし犬が飛び出してしまっていたら
どうするつもりだったのか?
首輪をつけて散歩なんて犬が可愛そうだ、
なんて馬鹿な理論を展開するようならば
てんで話になりません。
元々犬は従う生き物ですから、
そういったしつけをしていない飼い主は
怠慢ではないでしょうか?
これで犬が死んでいたとしても
飼い主は文句言えませんよね。
法的には車の方が弱いのかも知れませんけど…。
こういう親に限って、子どもの教育にあまり熱心でなく、
放任主義という言葉をはき違えて使っているに
違いありません。
何をしても、
「うちは放任だから」
とかぬかして、子どもの面倒をみないのです。
放任としつけをしないことは全く別問題です。
こういった親に育てられた子どもはかわいそうだと思います。
子どもは親の影響をモロに受けますからね。
こういった親が減少してくれることを望みます。
望みは薄そうですが。