【第2回】

アルバイトは週6日、朝6時までです。
寝るのが午前中。起きるのが12時〜2時くらい。
昼と夕方は、全て演劇のことに使っています。
ジムに行ったり、ネタを考えたり。

就職しちゃうと、時間が圧倒的に足りなくなるでしょう。
社会的責任も伴うし。
そういう意味でも、就職はやっぱり「なし」でした。

よく、劇団とか、アーティスト的な活動をしている人たちは、
(もちろん生活のためにバイトはしなくちゃいけないわけですが)
「バイトはしたくない」という人が多い。

自分たちのやりたいことでお金を儲けていないから、
時間無駄な気がする、と。

それはわかる気がするんです。

でも「楽して儲けたい」「時間が無駄だ」と思った時点で
負けだと思うんです。
そう思ったら、本当に無駄な時間になってしまう。

バイトは一見、演劇とつながりがないようですが、
役者をする上では役に立っています。面白い。

いろんな人に会えるし、演技の種を見ているようなものです。
クレームがあったときにどう対応するか、とか。
人の話を、夢を持っている人の話を聴いたりとか、
全然無駄な時間じゃない。

(つづく)

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