第6回:擬似サプライズが財布を救うという噂。
ど
うも自分は
貯金に向いていないようだぞ!
と、社会人になってから気がついた。
貯金に向き不向きもなさそうなものだが、
現にお金が一向に貯まらないんだから
向いていないとしか言いようがない。
貯金の苦しいところは、
当たり前だけれど
すぐにはお金が貯まらない
という身も蓋もないところにある。
お金が貯まらないと貯金の楽しみはない。
だから貯まる前にすぐに飽きてしまう。
本当は、貯金は楽しみなんかに
するべきじゃなくて、必要経費の一つに
数えるべきなんだけれど。
貯金をしよう!
と決意したものの、イマイチ
貯金が好きになれなかったのは
お金がすぐに貯まらなかったからだ。
何という辛抱のない社会人であろうか。
だいいち、社会人一年目の僕が取っていた
貯金方法がよくなかった。
毎月の給与の口座から、貯金額を下ろし
郵便局の口座に移し変えていた。
はなはだ効率の悪い方法だ。
これだと、貯金する額が
目に見えてしまう。
もったいないおばけ(逆の意味)が
あらわれて、苦しいことになる。
それでますます
『貯金は渋々やっています』感が出て、
イヤになってしまった。
以前どこかで読んだのだけれど、
お金を効率的に貯める方法とは
貯金を自動引き落としにしてしまうことだ。
とあった。
つまり、
貯金に回すお金は見なければいい。
知らないうちにお金が貯まっている、
という擬似サプライズを用意しちゃおう!
というわけなのだ。
なーるほど。
僕は深くうなずきながら、
しかし一向にあがらない貯金モチベーションを
もてあますのだった・・・。
次回、貯金モチベーションを上げるには?
について考察!
THINK MONEY!
(第7回につづく!)