何だかお金が、どうも、苦手だ。
そのせいなのか、どうなのか、
お金にあまり縁のない生活を送ってきた。

山のようなお金が欲しいわけじゃないぜ。
でもお金との付き合い方は、考えたい。

2007年9月末まで、THINK MONEY!


第14回:リアリティがないんです。

て、話を僕が社会人になった
2004年ごろに戻そう。


お金には、もっと賢い使い方がある。
そんなことを本で読んだりした。

社会人になったことだし、
お金のため方について考えてみるかな。
そう思った。

単なる買い物に終始するような、
そんなお金の使い方は、賢くない。
お金は増やさなくてはいけないのだ!

なぜか、
一種の強迫観念のように、
『お金の賢い使い方』
をしなくてはいけないと
考えるようになっていた。

最初は、投資信託に手を出そうと考えた。
何かの本で読んだのだ。
でも結局、面倒くさくなってやめた。

次は、友人が株を始めるというので
僕も始めようかと思った。

それで本を買った。
そうしたら、
最低でも元手が100万円はないと
無意味であると書いてあった。

僕のそのときの貯金は、20万円だった。
(とほほ)
だからやめた。

振り返ってみると、
僕は本当にお金の扱い方が下手クソである。

というか、
お金を増やすこと、運用することに
全然リアリティを持っていないんだ、
ということに気がつく。

結局僕は、危機感が薄いのだ。

お金は自分で稼ぎ、
自分で運用しなくてはいけない、
という大人の原則が、
身についていないのかもしれない。

(第15回につづく!)