フンドシを巻け!外に出よう。
4年にわたってひっそりとお送りした
「カンガルーは二度跳ねる」
を、今回でひっそりと終了いたします。
ひっそりと告白いたしますが
この連載は
「
大人の小論文教室。」
に触発されて始めたものなのです。
すぐ影響されちゃうんでネ。
そうだ、僕も「本気で書く」ことを
やってみよう!と思ったのだ。
本気で書くとは、何ぞ?
ただ裸になる、ぶっちゃける、
ということではありません。
自分の芯にある声を、掬いだして
考え抜いていくことだ。
・・・
本気で書いたものは、通じる。
それを、師匠、山田ズーニーさんが
教えてくれたのだった。
しかし、それは楽な道ではない。
本気で書くときには
血を流さなくてはダメなのだ。
自分の芯から絞り出す生みの苦しみや、
文章の技術のなさに、打ちのめされたり
ぜんぜん伝わらない悲しみや、悔しさとか。
(他人に何かを期待してはいけない!)
まあ、あのー、要するに
「覚悟してフンドシ巻いていけよ!」
ってことじゃないですか。
(お前はフンドシ巻けてんのかよ!
というと、まだまだだ。)
本気で何かをやる人間は笑われてまう
時代である。
それでいて、何となく本気が求められている。
時代の空気に抗うわけじゃないけれど、
まだまだ、
「本気で書く」という試みはつづけたい。
だって、自分の想いが
他人に通じる、というヨロコビを
捨てたくないじゃないですか!
・・・
しかし、いっこ問題がある。
載せる媒体が、古いのだ。
ヤトミックカフェという
一サイトの中で完結するページでは、
波及力が弱い。
インターネットというメディアは
日々進化していく不安定なものだ。
伝えたい!という想いの強さの他に、
技術力が必要とされる。
今のところは、メディアのトレンドとして
ブログがまだまだ生きている。
(2009年9月現在)
だからこれから本気で書く、試みは
ブログで行きます!
そういうわけで、今回の跳躍で
「カンガルーは二度跳ねる」は終了です。
長年のご愛読、ありがとうございました!