第1回:インタビューが始まる。
編集者、佐藤さんのはなし。
「佐藤望さんと、転職の話」で
私をインタビューしてくれた
ヤトミックカフェ店主、矢透さん。
私の偉そうな口ぶりを
そのまま文章に起こしてきており(笑)、
修正を申し出ても、笑いながら
反映してくれていなかった。
相変わらず彼らしい手口だった。
その後しばらくして、彼から再び連絡があった。
「あのう、厚かましいお願いなのですが、
今度は自分をインタビューしてもらえませんか? 」
え、私が?
私がインタビュアーなんですか!?
確かに、厚かましい。
が、さすが矢透さん、発想が違います。
私はこの面白い発想に乗ってみることにしました。
とにもかくにもインタビューが始まった。
矢透 |
全然緊張とか、堅苦しい感じにしなくていいから。 いやぁ、今日は本当に僕のわがままを聞いてくれて ありがとうございました。 |
佐藤 |
いやいや、私も矢透くんなら 面白いことを聞けるかなぁと思って、 引き受けただけだから。 |
矢透 |
期待はずれだったからどうしよう・・・ |
佐藤 |
(笑) では、本題に。 ちなみに、よいインタビューってのは 45分程度で終わるのがベストだと私は思ってて。 それより短くても長くても話がまとめづらいんだよね。 |
矢透 |
そうなんだー。 たしかに2時間ぐらいのインタビューを この前したけど、どれを起こしていいか わからなくなっちゃった。 |
佐藤 |
そうそう。 面白くて話してると楽しいんだけどね、 文章に残す際にどのソースを使えばいいか わかりにくくなってしまうんだよね。 |
矢透 |
あ、じゃあ今度からそうします。 |
ともかく、
厚かましいインタビューは始まった。
いきなりプロから手ほどきを受けるヤトウ。
この先どうなる。つづく・・・。