2013年「買ってよかった!」大賞

こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。

2013年ももうすぐ終わり。
振り返ってみれば、今年のはじめに立てた目標は達成できず、というか目標自体を立てておらず、なかなか反省の多い1年だったわけですが、ポジティブな面にも光を当ててみます。

「2013年、これは買ってよかった!」というものを紹介したいと思います。

2013年に買ってよかったもの、それは「Kindle Paperwhite」です。

Kindle Paperwhite(ニューモデル)
Amazon (2013-10-22)
売り上げランキング: 2

今さらか!

というお叱りはごもっともです。
しかし、「今さらか!」と言われても、なお語らずにいられない魅力というものがあるのです。

買ってよかった、と思う理由は3つあります。

買ってよかった理由1.本を読みやすい作り

Kindle Paperwhiteを評するとき「本当の紙みたい」という感想がよく聞かれますが、これは本当にそうです。

電子インクを使っていて、よくある液晶のチカチカがありません。目がぜんぜん疲れない。暗いところでも、明るいところでも、それこそCMでやっているように太陽の光の下でも、問題なく読めます。




kindle paperwhite 3G / yto

また、「軽くて持ちやすい」のも嬉しいポイント。片手で持っても問題ない大きさです。筐体の手触りももすべすべしてていい感じ。

買ってよかった理由2.たくさん読める仕組み

僕はよく、同じ時期に本を数冊、平行して読みます。ビジネス書に小説やエッセイなど、気分によって読みたくなる本が変わるのです。そういう人は多いと思います。

Kindleを買う前は、読む可能性のある本をカバンの中に数冊入れていました。

しかし、Kindleなら、買った本は全てデバイスの中に入ってます。他の本を読みたくなったら、タップすればいいだけです。

しかも、まだ手元にない本を読みたくなったら、その場で、Amazonに接続して購入できてしまうのです。
続き物の小説などは、読み終えたらその場で購入・・・やばいです。本を買うことの抵抗感がいっさいありません。

おかげで、ちょっと気になる本があると、割と気軽にKindle版を買うことが増えました。Kindle版は紙の半に比べて安いですし、時おりセールもやっていて激安になっているのも嬉しいです。

読書家の人には到底及びませんが、2013年は約150冊の本を読むことができ、ホクホクでした。

個人的に2013年に読んだ本のNo.1「ストーリーとしての競争戦略」に出会うことができたのも大きな収穫の一つでした。

買ってよかった理由3.本を読む場所が増えた

嬉しいポイントの一つが「お風呂で本を読めるようになった」ことです。

今までもお風呂で本を読んだことはありましたが、やはり紙の本は湿気てバリバリになってしまいます。
その点、Kindleなら、ジップロックに入れて、お風呂で本を読むことができます。

また、Kindleは前述のように軽いし持ち運びに便利なため、「本を読もう」ということに心理的な面倒くささがなくなりました。

ちょっとした空き時間に、Kindleをさっと取り出して、本を読む時間が増えました。電車通勤の時間も貴重な読書時間ですし、喫茶店(作業をしようと思って入ったルノアール)で待たされる時も苦にならなくなりました。

しかし、当然ながら良いことばかりではない

いいことづくめのKindleですが、当然ながら「これは向かないな・・・」と思うこともあります。

本をシェアできない

買った本を、人に「面白いよ。読んでみ!」とさっと貸し借りすることはできません。

あのページ・・・と手検索ができない

あの部分を読みたいけど、◯ページ、と覚えてない・・・というとき、「だいたいこのくらい」と見定めて手でパラパラとめくることがあると思います。しかし、当然ながらKindleではそれはできません。

すべての本が買えるわけではない

読みたい本全てにKindle版があるわけではありません。そういうときはおとなしく紙の本を書います。紙の本が嫌いなわけではないので、それはそれで構いませんが。

電子ペーパーで読むには向かない本もある

Kindle Paperwhiteは、現時点では白黒画面なので、図版の多い本はちょっと見にくいです。

まとめ

本当に「今さら・・・」と思われる内容で恐縮ですが、「これは買ってよかった!」と思う買い物をしたのが久々だったので、思わず書いてしまいました。

2013年の5月に買ったのですが、12月のいまだに「買ってよかったなあ」と顔がニコニコしてしまう商品はなかなかないです。

2014年も、思わずニコニコとしてしまうような幸福な買い物をしたいものです。あとは、できるだけたくさんの本を読みたいですね。

-世界の片隅から(よもやま話)