−第7回 マンションについて−
僕は将来マンションに住みたいと思っている。
一戸建てとマンション。
購入にはどちらにもメリットデメリットがあり、
生涯で一番大きな買い物だけに悩みに悩む事だと
思うのだが…。
やはり駅の近くに住居を構えられるマンションに住みたい
というのは、何事にも変えられない購入理由なのだ。
しかし、そんなマンションの周りが最近騒がしい。
例の設計書偽造事件だ。
耐震強度は通常の建築基準の半分以下。
ヒューザー小嶋社長の言葉を借りるならば、
「我々は殺人マンションを売ったことになる」
まさにその通り。
震度5の地震があっただけで倒壊してしまうおそれのある
マンションが殺人マンションでなくてなんであろう。
売りつけられた住民はたまったもんじゃない。
僕が被害者だったら…。考えただけでもぞっとする。
モデルルームを見ただけで購入するマンション売買の
システムもおかしいと思っているんですけども、
しかしそれにしてもマンションの購入価格には
信頼料も含まれているはず。
出来てもいない物件を買うのだ、
それくらいのリスクは物件販売会社が持つのが道理だろう。
こういった問題は金以外での解決は望めない。
会社が朽ち果てようとも、全ての顧客に対して
責任を持ってあたるべきだ。
別の建築事務所にて再設計、再建築。
その間の居住費全額負担。最低それ以外は弁解の余地はない。