裁判傍聴に行くの巻
第9回:意外なユルさ
最後に、裁判長が一言。
被告人を怒るように言い放った。
「今後はこんな法廷なんかに
来なくてもいいように、
自分を律していけますか?」
被告人
「・・・はい」
検察側からは、懲役2年が求刑された。
そして、僕は生裁判ならではの光景を
目にすることになる。
裁判長
「判決は1週間後に言い渡したいと思いますが
ご都合はいかがですか?」
弁護士
「えーと、午後はちょっと都合が悪いですが
午前中なら大丈夫です。」
スケジュール合わせを法廷上でやるんだ・・・。
ちょっとユルい感じ、である。
しっかりした奥さんに見放されないよう、
被告人にはこれから真面目に
生きていってほしいと思った。
(次回、傍聴編の最終回です。)