■2008年01月24日(木)01:20
つまらん!についての考察2
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ヤトウ@ヤトミックカフェ店主です。
下の記事からのつづきです。
サイトのコンテンツに限らず、 ものを作ろうとするとき、
その人の中には
編集者と作家が同居している。
のだと思います。
つまり、
「コンセプトを立てる人」=編集者
「実際に作る人」=作家
という人格がそれぞれあって、 「編集者」が「作家」に仕事をさせているような 状態になるのです。
漫画家の浦沢直樹さんが、こんなことを 語っていました。
「編集者」としての人格は、 これは面白いぞ、ということを、どんどん思いつく。
「作家」としての人格が 「こんなん描けねーよ。大変だよ。」 と思ったとしても、どんどん要求してくる。
・・・ もし、そこに、 「作家」としての人格しか、 いなかったらどうなるか。
おそらく、 作ることを最優先するあまり 「手癖で作れるもの」 とか 「自己満足で終わってしまうもの」 ばかりができてしまい、
「面白さ」というものは 二の次にされてしまうでしょう。
つまらない文章を書いてしまう僕には 「編集者」という人格が いなかったのだろうと思います。
もともと大したものが書けるわけでもないのに、 おおもとの 「面白いコンセプト」 すら欠けていた・・・。
そりゃ、 つまらないに決まっておるわけです。
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