クリエイティブチーム・ DENGAK5を君は知っているか!?

彼らの2010年の作品 「twitarium」は
Twitterを視覚化することで、地球規模で
人間の営みが明らかになる、すごい作品だ!


これが「twitarium」だ! 渾身の解説を読むべし!


twitarium Earth 解説→



emotional Earth 解説→



follwer distribution 解説→



hash spectrum 解説→



「twitarium」制作秘話・4

ヤトウ
「twitarium」はどのような進め方で
作られていったんですか?

Webだと、技術的なことからデザインまで、
いろいろな要素があると思うんですが、
4人それぞれに作りたいものを実現するときに
全て自分で作っていったんでしょうか?


西
「地球上のどこからつぶやかれているかを
マッピングしよう」
というのがスタートだったので、まずはそれを
実現することにしました。

Twitter側から流されている情報を拾ってきて
まずは平面の地図に置いていく、
というところまで最初にやったのかな。

「拾ってくる」と簡単にいったけど
それが大変で、ほんの少し前まで
ひーひー言っていたんだけど。

さらにそこからどんな情報を盛っていくか、
というところは各個人でやっていきました。

村井
チームの中に、システムをやっている人が
誰もいなかったので、
「どうやってTwitterが流している情報を
取ってくるか」という作業のトライエラーに
すごく時間がかかったんですよ。

西
Json(ジェイソン)ってなんだよ!
襲われるの?みたいな(笑)

ヤトウ
いやあ、まったくわからんです・・・。

西
「どこからつぶやかれているか」を実現するのに
位置情報を取ってくるのも大変でした。

「ロケーション」という情報がTwitterの中にあって、
東経何度、北緯何度みたいなデータが取れる。

最初から数値なら一発でマッピングできるんだけど、
例えば「世田谷区」という文字情報があっても
緯度と経度の数値がないからマッピングできない。

だから、一度yahooマップのAPIを経由して、
文字情報から緯度と経度の数値をもらってきて
それをマップに表示する、ということをしたり。

村井
そういうふうに、他社が提供するサービスに
依存しているので、サービスの内容が変わって
振り回されることがあります。
今までデータが返ってきていたのに、
急に返ってこなくなったりとか。

西
Twitterでも認証の方法が変わったりした。
セキュリティ的には高度になったんだけど。
OAuth(オース)認証って何?とか、
で、またやり直しになったり。

これからもそういうことがあるだろうから、
でき上がったらそれで終わり、といって
放り出すわけにはいかないよね。

ヤトウ
今日はありがとうございました。
これからも面白い作品ができそうですね・・・
と、勝手に期待しております!

twitariumには4つの作品がありますが、
それぞれ、制作した方に解説をいただきました。
合わせてごらんください!
(このページ上のリンクからどうぞ。)

DENGAK5の皆さんのインタビューは終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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