カフェ参詣


はじめてのカフェに入るときの緊張を、
なんと例えたらよいのだろう。

しかし、勇気を出して悪いことはない。

思えば、
名前こそ知っているが、行ったことのない
カフェがたくさんある。

カフェは、寺である。
カフェは、体験しなければ意味がない。


僕は、カフェを参詣することにした。



第3回 京都『efish』


皆さん、驚く事なかれである。

いきなり京都である。

今まで、吉祥寺だの、高円寺だのといった
サブカルタウンばかりへ行ってたから、
(どちらの町も好きです)
次は渋谷だな、と、自分でも考えていた。

ところが、人生どう転ぶかわからないものだ。


そういうわけで(どういうわけだ)、
とある 社会化見学 を兼ねて、京都に行ってきたんでありまあす。

訪れたのは、京都五条の『efish』 (エフィッシュ)。




このカフェは、鴨川沿いにある。
町に川を有する京都ならではのカフェだ。




猫が伸びやかに迎えてくれる。
このポップさ。
これぞ正しき「カフェ」だ、と僕は思う。

※これからの写真は全体的に暗めなのだが、
それは、京都に到着したのが夜だったからだ。




シンプルなソファとテーブルが並ぶ。
奥の窓からは、鴨川が見える。




テーブルに置かれたキャンドルも素晴らしい。
あと、この川べりっぷりはどうですか!

暗くて見えない?

ううむ。申し訳ないところだ。

営業時間は、朝の11時から夜の11時まで。
きっと昼間や夕方に行くと、さぞかし
ボンヤリできるんだろうなあと思う。

こういう、本当にゆったりとした空間は、
川が流れているからこそだ。
この景色だけで、コーヒー3杯は飲めるだろう。




店内には、オリジナルグッズも置かれている。
これはTシャツ。3000円なり。

ヤトミックカフェだって、Tシャツを出しているんだぞ。
と息巻くが、だからどうしたというわけではない。

他のグッズとしては、お皿や、コップなど
器が多かった。




二階に上がると、水槽の中で金魚が優雅に泳いでいた。

なぜ金魚なのか?
それには深いわけがあるのだ・・・
(いうのは野暮なので言わないのだ)

今回は、暗くなってからの参詣だったのが
やや残念であった。

しかし、カフェのロケイションとしては最高である。
京都へ上京の際には、ぜひご参詣されたい。


(了)