舎流楼灯(しゃるろっと)さんのそばにある
「いま」。

そばにあるもの。あるいはあったもの。


40 上昇気流


どんなに一人で完結しようとしても
手をつなごうとしてくれる人がいる

そうやって少しずつ上りながら
この世界を少しずつ登りながら
わたしは生きていく

生きると言うことは
天国に日々近づいていくこと?
それでもいいじゃない(笑)

わたしの大好きな本に
「人間もいつか空を飛べる」
と言うのがあって
やっぱり飛べるのだと思った
(気になる人は探してみてください)

堕ちていこうとすると食い潰されるが
上っていこうとすればみんなついてくる

「くもの糸」に出てくる
骸骨たちだってそうだ

一度は堕ちた者だって
上って行きたいのだ