本を読むのは好きだけど、難しい本は好きじゃない。
・・・でもそれって、損してない!?

ならば、読書の先輩・やぶさんに、
「本を読むこと」について聞いてみよう。

2人のやりとりから「読書」の愉楽は、浮かび上がるか!?


第7回:矢透 → やぶ  2009/12/20

メールありがとうございます。

「泣ける」のがそんなにイイノカネ!?
というひねくれた意見を送ったところ、
返信にまたしても膝を正してしまいました。

一方的に批判しているだけでは
無批判に受容するのと表裏一体。
結局、何も生まないんだな、と反省。

世の中の流れを受容しつつ、
何とか食いつなぐために生み出すものが
次の文化を作っていく・・・。

今は文化の中心であるマンガなども、
始まりはきっと「食いつなぐためのもの」
だったのだろうな、と思います。


さて、本周りの、ぼんやりしたところから
始まった書簡ですが、
そろそろ話題を「読書」のほうに、ゆっくりと
舵を切っていきたいと思います。

やぶさんは、本をたくさん読まれていますが
どういう場所で読んでいるでしょうか?


僕は本を読むのは好きなんですが、
読む場所の選定にはなかなか苦労しています。

まず、家では集中して読めないのです。
僕の集中力はどうやら「何かのついで」でないと
発揮されないようなのです。

○電車に乗りながら
○散歩の途中でお茶のついでに
○待合室で

などなど・・・

そういうわけで、なかなかせわしない
読書ライフを送っています。

出版社におつとめで、いわば読書の「プロ」
のやぶさんは、どんな読書環境を
お持ちなのでしょうか。

(次は、やぶさん→矢透です)



やぶ
編集者をめざして中くらいの出版社に入るも
なぜかスーツを着る営業部隊に。
それはそれで居心地がよくて、はや数年。

「お客さんのほしがるものをすっと出す」
がモットーですが、時にははずして怒られたり。

やぶさんの参加するブログ: ブックブックこんにちは

矢透
ヤトミックカフェ店主。
「趣味は読書」とは決して言えません