何だかお金が、どうも、苦手だ。
そのせいなのか、どうなのか、
お金にあまり縁のない生活を送ってきた。

山のようなお金が欲しいわけじゃないぜ。
でもお金との付き合い方は、考えたい。

2007年9月末まで、THINK MONEY!


第9回:お金は好きですか?その2

やすためにお金を『運用』したり、
お金でお金を買ったりすることに
僕はまったく興味がない。

高潔なのではない。
イマドキ、
「お金儲けには興味がない」
ということが、カッコイイわけではない
なんて、俺だって知ってるぜ。

そうじゃないのだ。
お金をコントロールできる人には
僕は、なれないようなのだ・・・


僕はお金が怖い、という話を 前回した。
あれから、
どうして僕はお金が怖いのかなあ?
と考えてみた。

僕は
お金は猫みたいなものだ
と思っているのだった。
つまり
来るときは来るし、来ないときは来ない。

自分のコントロール下には
入っていないことである。
まさに自然の嵐!
嵐・オブ・自然。

だから、お金が自分の手元に入ると、
怖いのである。
自分のコントロールできないものが
我が掌中にある!
と思うだけで・・・

思わず僕は、
ドリブルの苦手なサッカー選手が
すぐに仲間にパスを出してしまうように、
お金を手放してしまうのである。
(そもそもそんなサッカー選手は 存在するのか?)

しかし、ただ手放すだけなら
貯金口座にサヨナラしてもよいはずだ。
とりあえず自分の手元からは
離れるのだから・・・

なぜ僕は、
お金を『消費』という形でしか
手放すことができないのか!?

そこには、欲望とのタタカイがあったのだ。

THINK MONEY!

(第10回につづく!)