月曜日のための音楽

月曜日のための音楽

『月曜日の朝のような、ユーウツな気分のとき
あなたのそばにある音楽は、何ですか?』


矢透泰文さんの、月曜日のための音楽

まず、トップバッターは私から。

自分から始めておいて何なんですが
僕は
「ひとつの質問に対して、人がいろいろな答えを言う」
というのが好きです。

「まー、いろいろあるもんだな」
とつぶやくのが好きです。

そういうわけで、
「ユーウツなときに聴きたくなる音楽は何ですか?」
という質問を、いろいろな人にぶつけてみようと。
月曜日がどうこう、 というのが好きなんですな。

どれだけつづくかわからんですが
紹介の輪が途切れたら、また自分で出てこようと思います。

では私の、月曜日の一枚。

細野晴臣 「泰安洋行」 泰安洋行(紙ジャケット仕様)
はっぴいえんど、YMO、そして一部では
ローソンのCMで知られている?
細野晴臣さんの、
1976年発表の、ソロ・アルバム。

いわゆる「トロピカル三部作」の
二枚目の作品なのですが、
この作品は、特に好きです。
脳内ドーパミンの誘発量が全然違う。

実は「トロピカル三部作」の中で
わかりにくいかも、と思って、最後まで手をつけなかったのが
この作品なのですが、聴いて、ぶっ飛びましたね。

こりゃ、気持ちいいじゃないか!!

この作品についてよく言われるのが
「エキゾティックサウンド」 とか 「ごった煮」
つまり、ジャンル分けが、なんかしづらい、ということ。

確かに、今どきのキャッチーさはありません。
(当時だってなかっただろう)

でもこれだけ
「何のジャンルなんだろう?」
と首を傾げさせる作品なのに
「聴いて気持ちがいい」
という、ある種のわかりやすさを担保しているのが
これまたすごいじゃありませんか。

わけがわからないのに、いい。
どうだ、これは!!

特に、アルバム中に所収されている
「Pom Pom 蒸気」
は、一緒に歌うと最高です。
「小粋に繰り出せー」
というコーラスを従えて、ぜひ歌いたいところ!!





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