第2回:セガール、バカにしてよし


矢透
予告編で、スティーブン・セガールの映画が
やってましたよね。
あれはその、作る方は真面目にやってるのに
なぜか笑ってしまう、という雰囲気が。

仲尾
セガールだからでしょ。

矢透
(笑)
「セガールが真面目にやっている」
というのが面白いのかな。

仲尾
セガールって、どこか
「あの人は、バカにしてよし」
みたいな空気があるよね。

矢透
娘までコメントで馬鹿にしてましたよ。
(予告編にセガールの娘である
藤谷文子さんがコメントを寄せていた)

仲尾
(笑い)
セガールって日本以外で認められているのかなあ?
そもそも、「沈黙の戦艦」くらいまでは
「ダイ・ハード」などと並ぶアクションとして
認められていたと思うんだけど
沈黙シリーズは途中から
わけがわからなくなってきたし、
あと、日本のCMに出だしたりとか・・・

矢透
ちょっとサブカル方面の人、になりましたね。

仲尾
あの顔がさ、
最初は格好よく見えてたんだけど
だんだん「この人、バカだよね」
っていう視線で見たときに、
面白くてしょうがなくなってきた。

矢透
確かに、あの顔はくどい。

仲尾
くどいよね。

矢透
セガールの娘はですね、平成ガメラシリーズに
出ているんですよ。

仲尾
あ、そう。
矢透さんはけっこう、怪獣映画見てきたんだね。

矢透
そうですね。けっこう好きなんで。
だから今日は、
こっちの趣味に付き合わせちゃって
申し訳ないなって
思ってるところがあるんですよ。

仲尾
でもこういう機会がないと
怪獣映画とか観ないから。
じゃあ、そちらとしては、どうだったの
今日の「ギララ」は?面白かったの?

矢透
うーん、パロディとしては、面白かった。
あと、加藤夏希がえらいと思いましたね。

仲尾
何がえらいって、
「コマネチ」をやってるところがエラい。
主役の二人が真面目にやらないと面白くないからね。


次回、「半分はたけしで出来ている」につづきます!