第5回 方向音痴の直し方の仮説・2
前回のつづき。
「方向音痴は治らないと仮定する」
このことについてはいずれじっくりと考えなくては
いけません。
これから提示するのは、
「私が抱える方向音痴」に対しての解決方法の仮説で
ありますので、あなたの事象に合致しないかもしれない。
そのところどうか、ご了承ください。
で、「RPG法」
RPGとは、ドラゴンクエストとかのあれです。
イメージして欲しいのは、ファミコン時代の「RPG」で
ゲームのキャラクターたちを、上から俯瞰する構図で
動かしている図。
すなわち
スタートとゴールは俯瞰して見えており、
あとはキャラクターをゴールに向かって動かすだけ。
そんな視点、つまりは「神の視点」を得られれば
迷子になることはなくなるのでは、と私は考えました。
練習方法は以下の通り。私も日々練習しています。
断っておきますと、
・方向音痴を直す特効薬ではない
・準備がやや面倒である
・車などの運転の場合には危ないのでNG
ということです。
繰り返しになりますが、どうかご了承されたし。
▼用意するもの
■地図
Googleマップでもyahoo地図でも、iPhoneの
地図アプリでも、昭文社の地図でも
とにかく道が比較的正確に描かれていること。
近所のおじさんが描いたようなざっくりした地図は
ノーサンキュー。ノーカントリー。
■コンパス(羅針盤)
最近はスマートフォンのアプリなどで提供されています。
■方向音痴ではない知人
任意で用意しましょう。
初心者ドライバーが、助手席にベテランドライバーを
乗せるように、迷子になる心配のある人は用意しましょう。
▼練習の方法
1.スタートとゴールを決める
練習のうちは、すでに知っている道を選ぶとよいでしょう。
例えば、家ともより駅など。
すでに知っている道を練習台にして、「RPG法」を
実践しましょう。
2.スタート地点に立つ
3.自分がどっちを向いてるのか、地図を見ながら確認
ゴールと反対の方を向いていては、いざ進み始めても
ゴールには着きません。
あなたは自分というキャラクターが、どちらの方を向いて
進もうとしているかを知らなくてはいけません。
大事なのは、地図を見ながら、自分の方向を修正すること。
地図に、「北方向を示すマーク」があれば、コンパスを見つつ
ゴールの方向と自分の進む方を合わせましょう。
という過程を、まずは知っている道を、経験に頼らず
地図を見ながらあらためてたどる練習をしましょう。
知っている道をたどり直す、これはいわば自転車の
「補助輪」です。
(つづく)