学んだだけではモッタイナイ!勇気を出して人とシェアしよう|内向型人間の生き方を考える(5)

こんにちは。ヤトミックカフェ運営人の矢透泰文です。

内向型の生き方を考えるシリーズも、はや5回目をむかえました。自分の人生がリソースなので、ネタが尽きないので助かります。今回は、内向型と「学び」について考えてみます。

高校時代に数学で赤点を取った私が言っても説得力に欠けるかもしれませんが、一般的に内向型は、学ぶのが好きです。

といっても「勉強が得意」という意味でなく(私が実例)、一般的な傾向として内向型の人は、興味をもったものに対して、焦点を定めて深く掘り下げていくのを好む、ということです。

<Learning session
Learning session / Per Gosche

ただ、学ぶのはいいとして、「せっかく学んだものをどう活かすか?」ということになると、内向型はちょっと苦手かもしれません。

学ぶだけではモッタイナイ。でも・・・

自分の中の知識を活かすには、人にシェアしてフィードバックを受けるのがいちばんです。しかし、内向型はまさにその部分が苦手なのです。

理由としては2つあって、

内向型の人は、自分から積極的に発言したり、自分のことを話したりしないので、周囲の人は「あの人は●●に興味がある」と知らない場合が多いこと。知っていれば勉強会に誘ってもらえたりするのですが。

また、しばしば内向型の人は「私は好きだけれど、みんなが興味を持つはずはないだろう」「こんなことは誰でも知っていることだろう」と思ってしまい、せっかく自分の知識が役立つ場でも発言を控えてしまう、という場合もあります。

内向型でもできる知識のシェア方法

ビジネスにおいては、セミナーに参加したら、そこで得たものを仕事にフィードバックすることは基本ですし、マナーとも言えます。プライベートであっても、知識をシェアすることで、さらに学びが深まることは大いにあるでしょう。

だから、内向型の人も、どんどん知識をシェアしたいものです。なんとか無理のない方法はないでしょうか。考えてみました。

方法1.ブログに書く

このブログのように、つらつらと考えたことを記録していく、備忘録のようなブログを開設してみるのはどうでしょうか。

エンジニア畑には、技術系のブログを書いて知識をシェアする文化がありますが、それをやってみましょう。ちょっとかっこいいですよね。

更新をつづけると読者がついてきて、読者に対する義務感が、学びを継続するモチベーションになることもあります。また、単純に記事がたまっていくのを見るのは嬉しいものです。

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方法2.少人数の勉強会を主催する

ちょっとハードルが上がりますが、同種の興味を持っている人たちを集めて、少人数の勉強会を主催してみるのはいかがでしょうか。

大人数が集まる場は内向型には向いてないので、少人数の規模でいいでしょう。気の合う仲間と共同で開催してもいいかもしれません。

ちなみに私は以前、「ラジオリスナーのためのラジオ勉強会」というマニアックな会を主催したことがございます。もう少しブラッシュアップしてまたやりたいなあ。

方法3.人に教えてみる

また、学びが進んで、自分なりの知識体系が作られてきたら、教える側に回ってしまうのもいいかもしれません。

ストリートアカデミー」というサービスがあります。教えたい人が様々な講座を開催し、教わりたい人が最適な講座に出会えるコミュニティです。教えられるスキル・知識があれば、誰でも教える側に回ることができます。

私もつい最近、ストリートアカデミーで講座を申し込みましたが、平日ということもあって、私を含めて生徒が2人でした。なので少人数でも無理なく開催できると思います。

まとめ

私はWebディレクターという職業をしていますが、クライアントが何を強みとして、どこに課題があるのかを把握する必要に迫られます。

なので、最近はマーケティング、経営戦略について学んでみたいと思い、現在、本やセミナー等で学んでいる最中です(極めるならMBAなどを取得したり、といった方面に進むのでしょうが、まだそこまでではありません・・・)。

社会人になると学ぶことが楽しいと言われますが、確かにそうだと思います。何を学ぶのかを自分で自由に決められますし、学んだことがダイレクトに人生に返ってくるからです。

自他共に認める内向型の私ですが、私も学んだことを人とシェアをして、さらに学びの楽しさを強化していきたいと思います。

-内向型を強みにする話