空き地で遊べない奴は、どこでも遊べない。
これは、とある人に聞いた『空き地理論』。

何をしたって、どこを見学したって、楽しさを見つけよう。
空き地でも堂々と遊べるような大人になろうじゃないか。

太陽の塔は爆発しているか!?


皆さんは『明日の神話』を見ましたか?

僕は見ました。
でかかった。

この馬鹿でかい壁画を作ったのは誰でしょう?

それは、「芸術は爆発だ!」でおなじみの
岡本太郎(1911〜1996)です。

『明日の神話』は、メキシコで描かれました。
時は、1969年。

そのとき岡本太郎さんは、壁画と平行して、
日本でもうひとつの作品を製作していました。

その作品とは
『太陽の塔』です。

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『明日の神話』と『太陽の塔』は、同時期に製作された
兄弟のような作品です。

『太陽の塔』は、大阪万博のために作られ、
日本中の子供たちを熱狂させました。

かたや、『明日の神話』は、30年間の長きにわたり、
行方不明になっていました。

この、あまりにも違う運命をたどった兄弟作品。

『明日の神話』を見たからには、
太陽の塔も見なければならない。

見たい。

それだけのために大阪に行きました。

阿呆ではありません。

情熱です。




それでは出発。



南茨木駅からモノレールに乗って・・・





万博公園前に到着です。




改札を抜けてぐんぐん進むと・・・







おおっ?






おおおっ?








おおおおおおおおおお!!!



太陽の塔だ!


さっそく太陽の塔に近づいてみることに。

写真で見るとうまく伝わりませんが、
実際見たら、「でかっ」言いますよ。

「大きいことはいいことだ」
と、森永化しますよ。

※知らない人はお父さんに聞いてみよう。




近づいて下から撮ってみました。
寝っころがって撮っています。





太陽の塔はどのくらいでかいのでしょう。


太陽の塔の高さは、65メートル。

なんと、自由の女神の47メートルに対して、
18メートルもでかい!!


ちなみに、初代ゴジラの設定身長は50メートル。
ゴジラにも15メートル勝っています。


それを念頭において、こちらをご覧ください。








この大きさを見よ!
まさしく怪獣だ!





勇ましい後姿。

この、塔の背中に描かれた太陽は、
「黒い太陽」です。





太陽の塔の前面。

一番上にある「黄金の太陽」

真ん中のすねた様な、怒ったような顔をしているのは
「現在の太陽」です。

万博開催当時は、太陽の塔の地下に、もうひとつ
「地下の太陽」があったということですが、

現在は行方不明・・・



しかし、でかい!!




最後にもう一度、太陽の塔の全景です。
塔の下の豆粒みたいに見えるのが人間ですよ。




結論。

太陽の塔は爆発している。

(終わり。)